二分の一成人式

 昨日の夕方から熱を出して、インフルエンザか?としんぱいされたあーこでしたが、今朝には熱も下がって登校していきました。さすが!
今日の午後からは授業参観だったのです。ミーノのクラスは算数で、「長方形を二つの形にわけてみよう」という授業。あー子達は10歳ということで、成人式の半分の年。よって、二分の一成人式だそうです。
これからの自分や、夢について、一人一人がスピーチするとのことで、あーこはトップバッターでの発表。
 あーこの夢は「ピアノのせんせいか、できればピアニスト」になりたいとのこと。
ピアニストかぁ…ずんぶん大きく出たなぁ、と母は思ったりするのですが…最近やたらピアノを弾いているなぁとは思っていたのですが、そんな夢をもっていたなんて、夢にも思ってませんでした。
かなーり現実的な話をすると、音楽家なんて、才能のある人の中でもほんの一握りしかなれないものだし、音大に進学するって、経済的には非常に厳しい…
でも、夢を持つことは素敵なことだし、大事なこと。音楽家になれるかどうかはわからないけど、音楽が好きではいてほしいなと願う母です。
 全員が発表し終わって、キロロの「未来」を子供たちが歌ってくれました。ママたちはみなうるうる状態。当然私も。
 最後に子供たちからそれぞれの父兄にメッセージカードが。


 親として、これ以上の幸せはありません。
 手紙の中には「私はお母さんの料理が大好きです。私も大人になったら、お母さんみたいな料理を作ってみたいです」とありました。
 本当にうれしい。私の思いはちゃんと伝わっていたんだなぁと。
私は私が作る三度、三度〔朝、晩〕のご飯が、子供たちの体をつくっていくんだ、と思って、決して豪華ではないけれど、旬のものをおいしく、少しでも体にいいものをと思って、手作りしてきました。
それって私の母が、私たち家族にしてくれてたことだったりします。いつかあーこが母親になったときに、少しでも私や私の母の思いを継いでくれたら、うれしい。
 あーこ、二分の一成人式、おめでとう。どんどん大人になっていくあー子を頼もしく思う反面、巣立っていってしまう寂しさもあるんだね。