コーチングによるこころのデトックス講座

 午後からファーラで「 コーチングによるこころのデトックス講座」というワークショップに参加してきた。
題が「こころのモヤモヤを解き放つコミュニケーション」というもの。市報で見つけて、何の予備知識も無いまま、コーチングとコミュニケーションという単語に惹かれて申し込んだものだった。
 講師はマツダミヒロさん。質問力プロデューサーという肩書きで、本を書いたり、講演なんかをしている方らしい。私は全然知らなかったのだけれど、その道では有名な人なのかなぁ?
何がびっくりって、イケメン。で、私と同い年で、芸工大卒なんだって。山形の人らしいし。そう聞くと、すごく身近な感じがしたのだが、なにをどうすると「質問力プロデューサー」ってものになれて、お金持ちになれるのだろうか?私にとっては、そっちのほうが講座そのものよりも気になってしまった。
 肝心の講座の内容もとてもためになるものだった。特に心に残ったものが、二つ。一つは人は短所やできてないところに目がいってしまうので、より意識して長所やできているところに目を向けようということ。二つ目は脳は否定形と主語を判断できないということ。特に二番目の「脳は否定形を判断できない」というものは「できるだけ肯定形で話をしよう」と言い換えられる。たとえば小学生に「廊下は走らないように」と言うと走ってしまうが「廊下は歩きましょう」と言えば伝わる、といったようなこと。私も多々思い当たる節が・・・・
あーこに「忘れ物するなよ」って言ってもするんですねぇ、忘れ物。「必要なものは準備したかい」といえばいいんだよね。
 そんな話をばうあにしたら「具体的に指示する、ということだね。」と。確かにバウアに「子どもたちに具体的に指示してあげて」といわれるのだが、今まで実行できないでいた。うまく指示してあげてないのに、「なんでできないんだよ」って子どもたちを怒ってばっかで。たぶんマツダさんの「肯定形でいいましょう」というのと、バウアの「具体的に指示」は同じ目的を達することができる。そのプロセスが違うだけ。よりどちらの言い方が自分の腑に落ちるかだけなのかなと。
 今まで、いろんな自己啓発セミナーのようなものに参加したけど、だいたい真意は同じだったりする。ポジティブ思考だったり、言霊思想だったり。まずは自分を大切にしましょう、とかね。ただ、講師の方によって、方法論が違ったり、視点がちがったりするのかな?
 やっぱりいろんな人の視点を教えてもらったり、スキルを習得しようとするのは大事。なかなか一回じゃ身につかない。意識して無いと忘れちゃったりするから。
 やっぱり興味があるなら、まず行動してみる、ってのがいいかな。