国体?
木曜日の夜に、山形のトライアスロン協会の方から電話があった。
今年の岐阜国体のトライアスロンの予備選手にえらばられたとのこと。
「国体?私が???」
酒田の時、山形県選手権で二位になったかららしい。一位とは10分も差がある二位なのだ。
「一位の方と随分差がありますけど、本当に私でいいんでしょうか?」
おずおずと尋ねると、要は補欠だし、なるべく多くの選手に国体の場を経験して欲しいとの意向があるらしい。
このチャンスを逃すと、一生「国体」なんてものに縁が無いと思うので、ありがたくひきうけさせてもらった。
そうなると、練習のつもりでお気楽に参加しようと思っていた長井トライアスロンも、腑抜けた走りはできなくなってしまったなぁ…と緊張してきた。
でもうれしいのもうれしいので、いままで一緒に練習してくれたり、応援してくれたりした皆さんに報告。
みんな本当に喜んでくれたことが、またまたうれしかった。
今回のことは山形のトライアスロン女子の層の薄さと、幸運が積み重なって、たまたま選ばれたということは、十分わかっている。自分が草レースで、運がよければ、年代別で入賞できるか、どうか? 程度の選手だということも、重々承知している。
でも、私は私一人の力で、大会に出れているわけではなのだ。一緒に練習してくれる師匠や練習仲間がいて、コーチがいて、メンテナンスしてくれている先生がいて、応援してくれる友達がいて、大会を運営してくれてるスタッフの方々がいて、もちろん支えてくれる家族がいて、なんとか続けていけている。
その人たちとともに、今回のことは素直に喜ぼう。そして、いつか国体選手〔だった〕の名にふさわしい選手になれるように、ひたすらに努力していこう。楽しむことと、感謝することを忘れずにね。