対 葉山山岳マラソン対策。

 6連戦の3レース目、葉山山岳マラソンを3日後に控えて、私のランの師匠がとんでもないことを言い出しました。
「テルメから竜山山頂往復すると、ちょうど葉山と同じくらいの距離と高度になんでないの?」
 私はなんて、無謀な! と思いましたが、師匠の言うことには逆らえません。腹をくくって待っていたところ、師匠は所用で遅れるとのこと。
 結局時間が無いので、三百坊の鳥居まで車で行って、登山道だけをはしることになりました。ほっ

 とはいえ、普通はゆっくり歩いて登る登山道を、走っていくんですよ。きつくないわけありません。心拍は常に165キープで、ぜいぜいしてます。
 軽やかに登っていく師匠の後姿を見ながら、私は早歩きで精一杯です。途中師匠は休憩しますが、待たせては悪いので、私は休憩なしで登ります。
 先々週に、私一人で登ったときには、うがい場から山頂まで50分かかりましたが、今回はなんと35分。下りも25分が20分に短縮です。

トータル 2時間01分のワークアウト。平均心拍数は155でした。
 明日はいよいよ葉山に下見に行きます。
 明日はあくまで下見ですからね。走るのはなしにしましょうね、師匠。
 

トライアスロンの次の日に

 今日は天気がいいです。今日だけ天気がよくて、明日から崩れるようです。
 なので、トライアスロンの翌日ではありますが、山に行くことにしました。
 急に決めたので、一緒に行ってくれる人もいなかったので、マウンテンバイクで行くことにしました。
 笹屋峠から仙台神室へ。去年の秋に雁土山で出会ったM店長があまりにも印象に残っていて、まねをしてみたいと思ったのです。
 九時に出発です。昨日のトライアスロンは二時間ぐらいで終わってしまったので、体へのダメージはさほどでないようです。鳥海ヒルクライムでも今年はマウンテンで参戦するので、いい練習になります。うちから笹や峠までは16キロ1時間25分で登りました。ここまででも結構な運動量ですが、本番はこれからなのです。
 おにぎりを一つ食べて、いよいよ登山道へ。
 まずはハマグリ山を登ります。最初の100メートルくらい以外はほぼ押し、または担ぎです。幸いにも登山者には会わなかったので、私と自転車の格闘の様子は誰にも見られないですみました。山道に29erはでかすぎます。26インチでくるべきでした。
 で、ハマグリ山頂上。

 かすんでいて、眺望がよくないのが、残念です。がっちり汗をかいた体には、山の冷気は寒いです。休憩もそこそこにつぎのとんがり山へ。
 とんがり山山頂手前で、スケッチしている登山者に会いました。
とりあえず、びっくりされて、「この先も自転車は乗れるとこないよ」と忠告をうけて、「とりあえず、いけるとこまで行ってみます」と、ふたたび、11キロの自転車を担いでの登山。本気で自転車を捨てたくなりました。
 とんがり山まで、来たところでかなり悩みました。ここに自転車を置いて、徒歩で仙台神室までいってみるのか、あくまで自転車とともにいけるところまでいってみるのか?
 ここまで道中をともにしてきた29erちゃんをうちすてていくことはできずに、仙台か室はあきらめて、とにかく前へ。このへんまでくると、たくさんの登山者にあいまして、とにかくびっくりされてました。
 29erを押したり、かついだり、引っ張りあげたりしながら、なんとか山形神室へ

 ここで、先にお昼を食べていたパーティに混ざって、わたしもおにぎりを。
「いいものみせてもらった」となぜかカンゲキしていたおばさまにさくらんぼまでごちそうになったのでした。
 なんだか雨が降ってきそうだったので、おにぎりを食べたらそそくさと帰路へ。
行きは5%以下の乗車率でしたが、帰りは10%くらいは乗れましたかね。自転車で下れないまでも、やはり下りは楽でした。二時間半登りの1時間下りってとこでしょうか?
 笹屋の峠に戻ってきたときは涙しそうになりました。ほんとに過酷だった…
 うちに帰ってきて、バイクタイツを脱いだら、あらっびっくり。
 スプロケの傷とあざだらけの足になっていた!
5時間半、1900キロカロリーを消費して、あざだらけになった一日だったのです。

 27回みなと酒田おしんトライアスロン

 三度目の酒田トライアスロンです。当日入りするので、四時おきです。
 雨が心配されましたが、山形は曇りです。7時すぎ、酒田に着いても、大丈夫のようです。これならバウアと三坊主は応援もしないで、釣りをしていられるでしょう。
 第二トランジットにランシューズを置いて、受付をしたら、スイム会場に移動して、バイクとウェットスーツ、私をおいて、バウアたちは釣りへと。
 いつものことですが、今年はスタートすらみていきません[笑]
 まぁ、初めて参戦したおととしと違って、知り合いもちらほらいるので、心細くもないのですが…
 これも、いつものことですが、トイレに行ったり、ウェットを着たりしているうちに、もう入水チェックの時間になりました。ノーアップです。
 寒そうなので、海にも全く入らずに、みんなが水なれ、アップしているのを悠々と見てました。
 で、スタートの8時34分。一番ロープ側を勝ち取ってのスタートです。
 とにかく、ロープ沿いに泳げば間違いありません。ところどころバトルはありますが、意外とロープぎりぎりに泳ぐ人は少なくて、そんなに大変ではありませんでした。第一ブイを周ったら、やたらに早くブイに近づけます。なんかおかしいなぁと思って、第二ブイを周って、岸に向かって泳ごうとしたら、すごく波にもまれます。どうやら波が高かったようです。ロープ沿いにも泳ぐのが困難です。
 なんとか岸にたどり着いて、砂浜をランで回り、二周目に入ります。
二周目になると大分ばらけたらしく、人がいないという意味では泳ぎやすいですが、波にもまれて、うまくすすみません。
頼りにしているブイも波でうまく見えなかったりするので、周りに人がいないと「もしやスイムが中止になったのではないか?」と不安になったりもします。
 かなり海水を飲んで、口の中が塩辛くなってしまいました。丘にあがると
35分の計時が見えました。去年と比べると随分時間がかかっています。
 雨もふってきていたようでした。「強風のため、バイクが20キロに短縮になりました」のアナウンスも聞こえます。過酷な状況でのレースになってきました。
 バイクは苦手なので、短縮になったのはうれしいですが、その分スプリント勝負になったということでもあり、辛いのには変わりありません。
 いつもなら最初は少しゆっくりめに入るのですが、今年は最初からがんがんとばしていくしかありません。心拍をみたら170になってました。
 それにしても風が強いです。向かい風だと、本当に進みません。なるべく抵抗のない態勢をとりたいので、安全が確保できる限り顔もあげないので、知り合いを見つけるどころの話じゃないです。
 風になかされましたが、それでも20キロだとあっという間に終わってしまって、ランに突入です。ランへのトランジットで靴下を履こうと思って準備していましたが、雨でぐっしょりぬれていたので、履くのをあきらめて、はじめて素足で靴を履いて走り出しました。
 日ごろのブリックトレーニングが効いたのか、そんなに足の重さを感じずに走り出すことができました。
 走りながら、やっとすれ違う知り合いのことも見つけることができて、「がんばれ」と声を掛け合います。いつもは腹が痛くなって、失速するのですが、今年はそんなこともなく、最後の3キロにペースを上げていける感じで、ゴール。
 当然誰も出迎えてくれない中でのゴールです。[泣?]
 手元の時計では、2時間10分くらいかな?
 レースが短縮になった分、恒例のカレーもまだ準備中で、食べれずに…
とりあえずバウアに電話したら、結局つりはできずに車の中にいるとのこと。
みなさんへの挨拶もそこそこにレース会場を後にしたのでした。
 で、気になるリザルトは2時間4分41秒 136位[308人中]、女性では12位[35人中]、年代別女子5位〔9人中〕
 で、今年もまた、山形県選手権女子2位!

 
私より若い選手がいなくて、6人しかいない中ではありますが、副賞の米はうれしい。〔去年は酒田米菓のつめあわせ〕
 来年もエントリーしようと心に誓うのです。
 で、全然釣りができずに鬱憤のたまりまくっていた三坊主君。山形にかえってきてから、桑のみ取りに行きました。子供たちは途中からかなちょろ捕まえになってましたけど…
 で、採った桑のみで、桑のみジャムを。

そして、夜はバイトへ。
 早朝からトライアスロン。桑のみとり、ジャムづくり、バイト。と盛りだくさんな一日でありました。ちゃんちゃん

明日は東根さくらんぼマラソン、走れるか?

 五月中、悩まされていた風邪の嵐はどうやらおさまったようです。
ほぼ三週間、看病で、軟禁されてたよぉ[泣]
 その足かせがとれて、身軽になったのをいいことに、日曜日は190キロバイク、21キロラン、2キロスイムのプチロング体験をしてきました。やはり課題はバイクのスピードアップ。これに尽きる。
 で、その疲れも抜けきれないというのに、木曜日は一人で竜山に昇ってきました。登山口までバイクでヒルクライム。のぼりは早歩きで、下りは走って。山をおりてから、スイム4キロのおまけつき。うーん、天気もよかったし、最高だった。
 と思っていたのはその日だけで、次の日からは前腿のひどーい筋肉痛。いたぁ
 金曜日、土曜日の二日間だけで、回復するはずも無く…
 今日のバイトでも、立てひざつくのに、いちいち絶句する始末。
あわてて、接骨院通いをしたみたけど、そんなに急になおるわけないよねぇ…
 ハーフマラソンなら、間違いなくDNSなんだけど、根性でどうにかなっちゃう10キロゆえに、うーん、迷う。
 来週のトライアスロンのシュミレーションがてら自転車で行って帰ってくる予定だったけど、雨みたいだし…さらにテンションが下がる。
でも、6連戦の緒戦にDNSはいやだよなぁ…
 一応、当初の予定通りに参戦することとして、今日は早く寝よう

8歳の誕生日

 なーきとれーれの誕生日です。
あれから8年も経ったのかと、時の流れの速さにびっくりしますな。
この子達の妊娠中は辛いことばかりで、産んでからもね。ゆっくり子育てを楽しむという感じじゃなかった。いつの間にか、いろんなことができるようになっていた双子たち。君たちが産まれてきてくれたから、いろんなことがのりこえてこれたんだよ、ありがとう。
 昼間はバイトでお祝いできないし、夜にケーキは食べたくないので、昨日の夜に仕込んでおいたケーキで、朝からお祝いです。

日ごろの放任への後ろめたさを隠すように、手作りケーキを二つご用意いたしました。
よろこんでくれたようで、よかった。
こんな風にかわいい双子ちゃんでいてくれるのも、あと何年なのだろう?
この貴重な時期を逃さないで、親として楽しんでおかないとな。最近、めっきりおとなっぽくなってしまったあーこをみてると切実にそう思います。
子供はいつまでも子供のままでいてくれない。お母さんの「イタイイタイ、飛んでケー」は、あー子にはもう効力をもたない。
ツインズたちにはまだ効果があるね。だから、いつでも何度でもいってあげよう。「お母さんがみてるから、おもいっきり、遊んでおいで」と

なりたい自分

 月曜日にランの師匠SさんとSさんの会社の後輩のF君のランニング仲間で、報告会をした。前日、Sさんは板橋シティマラソンで、三時間半ぎりを達成し、自己ベストを更新したお祝いの飲み会。
 Sさんの紹介で小姓町にある、ママさんが一人でやってらっしゃるお店に連れて行ってもらった。
 とてもきれいで感じのよいママが一人で切り盛りしているお店。
カウンターが六席とこ上がりに六席の小さなお店。メニューは無く、ママの手作りの家庭料理をおいしくいただくお店。
 「私はこんな感じのお店がしたかったんだなぁ」と思ったし、「私にもできるかもしれないなぁ…」とも思った。
 なんか漠然とお店をひらきたいとおもっていたのが、具体的にこう、とわかった感じ。
 当然、ど素人の私が、ぽっと出でやれるほど、水商売は甘くないし、大変なのもわかっている。でも、今すぐは無理でも、五年後、十年後の夢としてなら、追いかけてもいいんじゃないかなぁ…
 と思っていた。なんか自分の将来に光が差したような気がしていた。
 
 今日バイトの帰り、買い物に行ったら偶然バウアのおば様にお会いして、そのままお宅によって、少しお茶を飲んできた。
 あまり深く考えることなく、お茶のみ話の一つくらいのつもりで、私のこのまだ夢ともつかないような、いつかお店をしてみたいんです、というようなことを話した。もちろん賛成してもらえるとははなっから思っていなかったけど、かなり本気で反対された。
 水商売なんてとんでもない。料理を出すなんて、素人にできるわけない。娘のことはどうするの?水商売のとこの娘なんて、いいとこにお嫁にもらってもらえなくなるよ…  …  …
 家族を犠牲にしてまでするのか?長谷川のうちに泥を塗る気か?

 なんの力ももたない私は、反論することはできなかった。

おば様は私や私の家族のことを思って、苦言を呈してくださったのだ。
私がお店をするにしても、しないにしても、いろんな力をつけていかないとね。
財力、人力、実力。どれも今の私には足りないなぁ…
体力だけは人並みなんだけどね。
 やっぱり体力だけじゃ、だめ。みたいだね